忙しく働く女性にとって、化粧の時間はできるだけ短くしたいものですよね。とくに、日中の化粧直しならなおさら。果たして、世の女性たちは、化粧にどれくらいの時間をかけているのでしょうか。
敏感肌専門ブランドを展開するディセンシアが、30~40代の有識者女性に行った調査によると、毎日化粧直しをする女性は約7割なんだとか。そして、興味深いのは、この調査結果が睡眠時間の長さにも関係していること。睡眠時間が短く、1日に化粧をつけている時間が長い人ほど、化粧直しをする割合が大きくなっていました。
また、少し古いデータになりますが、2009年に社会人女性向けの情報サイト「escala cafe」で行われた調査では、1日の勤務時間中に化粧直しをする回数は、1回が最も多く47.7%、0回が42.7%でした。まったくしないか、1回だけというのが平均のようですね。
では、化粧直しにはどれくらい時間をかけているのでしょうか? ナガセ ビューティーケアが行った調査では、平日の昼の化粧時間は全年代で1.9分、夕方では1.3分という結果に。年代別にみると、30代は昼に2.4分、夕方に1.7分と、最も長い時間をかけているようでした。
忙しい合間の化粧直しは時短が必須とはいえ、実際にどうすればいいのでしょうか。そこで、プロの技をチェックしてみましょう。
ヘア&メイクアップアーティスト・新見千晶さんの「整形レベルのヘア&メイクテク55 朝5分 ヒミツの美ワザ」(主婦の友社刊)によると、まずはティッシュをそっと顔に押し付け、Tゾーンの余分な油を拭き取ります。次に、軽くスポンジを濡らしてパウダリーファンデーションをつけたら、ミスト状の美容液を頬や顎にスプレー。これで、うるおい美肌が復活するそうですよ。時間がない中でも、1~2分の時間をとって、実践したいですね。