これまでかたくなにネット進出を拒んでいたジャニーズ事務所が、ついにYouTubeに進出! 3月21日から「ジャニーズJr.チャンネル」をスタートすることになった。公式チャンネルは3月4日に開設済みで、現在は告知動画を公開中。動画のアップからわずか半日で10万PVを突破し、期待の高さが表れている。
ただ、チャンネル登録者も半日で6万人を超えるほどの注目度を集めながら、ファンの間からは「予想通りでガッカリ」との声も聞こえてくるというのだ。芸能ライターがささやく。
「同チャンネルに登場するのはHiHi Jets、東京B少年、SixTONES、Snow Man、Travis Japanの5組。はっきり言ってジャニヲタ以外には名前も知られてないレベルのグループばかりです。しかも今春にデビュー予定のKing & Princeは含まれておらず、結局はデビュー前のメンバー専用のチャンネルになってしまいました。“Jr.チャンネル”とはいえ、このレベルで『YouTube解禁』と言われても、というのがファンの正直な気持ちでしょう」
しかも今回の告知動画を見ると、デビュー済みのグループが将来的に出演する可能性は期待できないという。その理由について芸能ライターが続ける。
「告知動画のレベルが高すぎるのです。プロのナレーターを使い、テレビ番組で放送できるレベルの編集が施されているのは明らか。ジャニーズJr.でさえこれなのですから、既存グループが出演となると、もはやテレビ番組制作と変わらぬ予算が必要でしょう。YouTubeは視聴数に応じて収益が発生するとはいえ、ネット放送局のクオリティとなるとあまりにコストがかかりすぎます。さすがのジャニーズも、金食い虫となりそうな動画を制作するとは思えませんね」
どうやらネット動画への進出は「ネットもやってます」というエクスキューズに過ぎないのかもしれない。
(白根麻子)