「最近、彼の元気がなくて‥‥」。倦怠期に陥ったわけでもないのに、イザ、そんな場面になっても反応がない。最近そんな経験をした女性はいませんか?
恋人同士や夫婦二人の時間は大事なコミュニケーション。それが上手くいかなくなると、いろいろな問題が起こってしまいますよね。
男性の元気がなくなる原因は色々とありますが、まずは試してみたいのが食事による改善。とは言っても、一般的に精力増強作用があると言われている朝鮮人参やニンニク、ニラなどはかなりあからさまで、彼氏にドン引きされてしまうかもしれません。
そこで、アルギニンやオルニチンといったアミノ酸、そして亜鉛などの“男性機能”にとって大切な成分をたくさん含んでいる食材を使った料理を作るといいでしょう。
今の時期であれば牡蠣がオススメ。牡蠣は一個の中に必須アミノ酸のすべてを持っていて、もちろんアルギニンは含まれています。そして亜鉛は100gあたり16.62mgとたっぷり。生が苦手というならば、フライにしたりお鍋にしたりするといいでしょう。また、おろしニンニクと塩などで味付けして軽く衣をつけた後に、バターソテーにして食べるのも美味しいですよ。
同じ貝の仲間で、オルニチンをたくさん含んでいるのはシジミです。お味噌汁にすると二日酔いに効くことで有名ですが、実はオルニチンは肝臓内で働いて疲労を回復させてくれるアミノ酸。代謝が良くなることで元気が出るのです。
肉類で食べて欲しいのがレバーです。特に豚レバーはアルギニンをはじめ、必須アミノ酸に亜鉛、マグネシウム、ミネラル類にビタミンB群のバランスが抜群。ビタミンB群は末梢神経の伝達機能を高めたり、ストレスによるダメージを軽減したりする働きもあるので、弱気になっている時にはよい食材。レバニラ炒めを作ってあげるのもいいですが、「私、貧血気味で鉄分補給したいから、焼肉行ってレバー食べよう」と誘ってみるのはどうでしょう?
フルーツ系でおすすめなのが、美容によいことから女性にも人気のあるアボカド。100gあたり2gの植物性タンパク質を含んでいて、その中に必須アミノ酸が全部揃っています。もちろん亜鉛も入っていてビタミン類も脂溶性、水溶性含めてバランスが抜群なんです。
今宵は二人で牡蠣鍋なんていかがですか?