3月3日に放送された「バズリズム02」(日本テレビ系)に西川貴教が出演し、地元・滋賀県の魅力を熱弁した。
まず、司会のバカリズムが「(滋賀県民は)京都府の方と仲が悪いんですか?」と質問すると、西川は「仲が悪いというか、京都、大阪、遠くは兵庫県のほうまで、琵琶湖の水が水道水に使われているんですよ。(口論になると)『水止めるぞって言うんだろ?』みたいな。クソですよ」と話した。
「近畿地方は、琵琶湖の水を生活水としていることから、それを逆手にイジってくるという傾向があるということのようです。そのため、関西地区の人と滋賀県民はバチバチな関係になりやすいとのこと」(テレビ誌ライター)
また、西川は「琵琶湖は県の全体の面積の6分の1なんです。比叡山延暦寺は京都だって思われがちですが滋賀県なんです」と滋賀県は琵琶湖以外にも多くの名所があると語った。
「西川は、琵琶湖の環境保全を目的とした音楽フェス『イナズマロックフェス』を2009年から主催している。そのイベントで得た収益の一部を毎回寄付しており、これまでの寄付金の総額は約2500万円にも上るそうです。こうした活動も広く知られているため、ネット上では『実家が滋賀にあるから西川君は全力で応援する』『西川さんが滋賀について熱く語っててカッコイイ』『なんか滋賀に行きたくなってきた』などと、西川の熱い思いに心動かされた人の意見が多く寄せられました」(前出・テレビ誌ライター)
西川は、歌唱力の高さだけでなく、バラエティ番組に出演しても十分存在感を発揮できるほどのトーク力も持っている。
「先日『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、ビジネス用語を織りまぜて音楽界への憂いを述べたように、地元への深い愛情を持って、実利を伴う活動ができている点ではさながら実業家、地元の有力政治家という雰囲気さえあります」(前出・テレビ誌ライター)
これぞ、新しい「アーティストの形」というものなのだろうか。