ここまでできるリアクション芸人がいるだろうか。
出川哲朗が3月6日に放送されたトーク番組「チマタの噺」(テレビ東京系)にゲスト出演。オーストラリアのシドニーで起きた忘れられない出来事について振り返っている。
番組では「過去どんな修羅場を経験したか?」について街頭インタビューしたVTRを放送。その中に、アフリカで現地男性と仲良くなるも、路地裏のアパートの一室に連れていかれ「最後までやられてしまった」というエピソードを披露する20代の男性がいた。
これを聞いた出川は「まさに僕も同じ経験あるんですよ」と、シドニーのゲイバーでゴムを配る企画をした時のことを回顧。出川によれば、そのゲイバーでは1階で気に入った相手を見つけ、2階でイチャイチャするということだったが、出川はゲイバーの2階で5,6人のマッチョ男性に羽交い締めにされ、マッパの状態でビリヤード台に張り付けられてしまったというのだ。
ただ、出川はこれもスタッフの仕込みだと思っていたそうで、その中の一人のマッチョが出川が配っていたゴムを着け始め、そこで初めてガチのピンチを迎えていることを認識したのだとか。
「出川は過去の番組でもそのエピソードを明かしていますが、どうやら本当にヤラれてしまっていたようですね。出川といえば、無茶苦茶な英語でお馴染みですが、この時も襲われているのに『ノーストップ、ノーストップ』と叫んでしまっていたため、マッチョ男性の興奮を余計煽ってしまったそうです。また、そのゲイバーは撮影こそNGだったものの、出川は体にピンマイクを着けていたため音声は流されており、大爆笑をとっています。それを受け出川は『こんな大爆笑取れるんだったらちょっと良いかなとも思って』と話していましたが、これがOKなのであれば、どんなイジられ芸人でも誰も出川には勝てませんよ」(エンタメ誌ライター)
恐ろしい経験を笑い話にする出川に対して、ネット上からは「こんなの普通アウトだろ…」「体張って笑い取り過ぎ」「ここまで出来る芸人はそうそういない」「嫌な仕事はちゃんと断った方がいいぞ」など、心配する声も多数見られている。
笑いを優先するその芸人魂は素晴らしいものだが、もう少し自分の体を大事にした方がいいのでは?
(本多ヒロシ)