NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」に代わり、2015年1月から「花燃ゆ」がスターとする。今回は大河ドラマのなかでも一番人気の「幕末」が舞台。歴史的功績を残した有名人も数多く存在し、今までも「八重の桜」「篤姫」「龍馬伝」「新選組!」と過去の幕末ドラマはどれも高視聴率を記録している。そんな幕末の偉人の中でも人気が高く、安倍総理も大好きな吉田松陰と松下村塾の門下生を中心に展開していく物語だ。
とはいえ、「大河ドラマってオジさんだけが楽しみに観てるドラマじゃないの?」なんて思っている人はいないだろうか? そんな人たちのために“女子目線”で楽しむ「花燃ゆ」の見どころを紹介しよう。
ヒロインは吉田松陰の妹・文。高杉晋作や久坂玄瑞、伊藤博文など歴史好きでなくとも知っている有名な門下生たちの中で、“運動部のマネジャー”のような存在だ。物語も単なる時代劇ではなく、家族愛、友情、青春、恋愛から大奥の女の世界まで盛りだくさんのテーマで、飽きることがなさそう。
ヒロイン・文を井上真央が、吉田松陰を伊勢谷友介、高杉晋作を高良健吾、伊藤博文を劇団ひとりが演じるのも楽しみだが、やはり一番の注目は、文の最初の夫である久坂玄瑞を演じる東出昌大だろう。朝ドラ「ごちそうさん」でヒロインの相手役を演じて以降は、映画を中心に活躍。公開中の「アオハライド」も好評で、今一番のっている俳優のひとりだ。
松下村塾の四天王と呼ばれる4名と井上真央演じる文の絡みは、まるでドラマ「花より男子」のおぼっちゃま集団「F4(花の4人組)」を想起させるかのよう。そんな視点で「花燃ゆ」のキャスティングを眺めてみると、イケメン揃いの“スイーツ大河”にハマること間違いなし!