臨月を迎え、精神面も体力面も大変な時期…ましてや1年ほど前に発覚したという「子宮頸部高度異形成」の末の妊娠、出産だけに“自分を奮い立たせた”のかもしれない。
そんなホームレス漫画家としてサブカル的にブレイクし、タレントとしても活躍した浜田ブリトニーが、AbemaTIMESのインタビューにシングルマザーになる現在の心境について答えたのだが、彼女の発言に世間からは「ちょっと待った」と、疑問の声が聞こえ始めている。
「浜田は『かつては仕事に夢中で出産願望はなかった』と答えています。ですが、子宮全摘出の可能性もある子宮頸部高度異形成という病気が発覚したことで、やはり女として子どもが欲しいという気持ちの変化があったようですね。当時は当然、パートナーがいたわけですから自然の流れですが、妊娠発覚後に別れてしまった。それでも産みたいというのは否定すべきことではないですし、むしろ頑張ってほしいと思います。ところが浜田からは、現在でも元パートナーとは“友達ではあるが認知は未定”など、生まれてくる子どもの立場に立ったコメントがほぼなかったことで、インタビューを読んだ人たちが顔をしかめてしまった。『妊娠してからのほうがモテる』、未婚の母になることで悩んでいる人も『気にせず生んでも平気だよ』と、何の根拠もないエールを送ったのにはあきれた人が多かったようです」(女性誌記者)
案の定、ネット上ではとくに女性からの意見が多い。「子どもにオシャレさせたい、認知してもらうかわからない、恋愛もしたい…自分のことばっかじゃん」「無責任にシングルマザーを推奨しないでほしい」「うちは片親でしたけどやっぱり寂しい気持ちはずっとあった」といったバッシングもあった。
かつて、浜田の漫画喫茶生活をマネた小学生が現れて社会問題になったことがあっただけに、言動に影響力がある点は無視できない。
病気を克服しての出産を喜ぶ彼女は応援したいが、あまり軽々しいことは言わないほうがベターなのかも知れない。
(飯野さつき)