平昌金メダルのザギトワが世界選手権で負けたのは“あの人”のせい?

 平昌五輪ではエフゲニア・メドベージェワ選手の世界記録をわずか20分で塗り替えて優勝した、ロシアのアリーナ・ザギトワ選手。イタリア・ミラノで開催された「フィギュアスケート 世界選手権2018」でも圧巻の演技で優勝すると目されていたが、まさかの5位に終わった。

「演技が終わった段階で2位の樋口新葉選手も3位につけていた宮原知子選手も今大会は表彰台に乗れないだろうと思っていた人も多かったのではないでしょうか。何しろ、まだカロリーナ・コストナー選手もザギトワ選手も残っていましたからね。ザギトワ選手は後半にすべてのジャンプを集中させて高得点を狙う構成なだけに、ジャンプの失敗を立て直すことができずに終わってしまったのです」(スポーツライター)

 ザギトワ選手のプログラム構成は幾度となく各国のスケート関係者から批判されていたが、それがまさに裏目に出たということだ。しかし、ジャンプを失敗しないと言われていたザギトワ選手がなぜ?

「サラエボ五輪でペア金メダル、カルガリー五輪で銀メダルを取っているロシアのスケート界の重鎮、オレグ・ワシリエフ氏は、ザギトワ選手の失敗は予想し得るもので、オリンピック後の練習不足によるものだと語っています。何カ月もの間、毎日ジャンプを跳ぶ練習を続けることがルーティンになっていた選手にとって、休みが調子を狂わす大きな原因になるのも当然だと言うのです」(前出・スポーツライター)

 メドベージェワ選手やザギトワ選手を指導するエテリ・トゥトベリーゼコーチは、練習で150%の力を出せれば本番で120%の力を出せるという過酷な練習方針で知られる。五輪後とはいえ、大事な世界選手権の前に手を抜くとは思えないが。

「実は世界選手権の前にプーチン大統領が再選をかけた選挙があり、トゥトべリーゼコーチのほかメドベージェワ選手、ザギトワ選手もプーチン大統領の応援にかり出されたのです。これらのイベントで練習時間が削られたことは間違いないでしょう」(週刊誌記者)

 ザギトワ選手の敗北は、ライバルのせいでも自分のせいでもなく、プーチン大統領のせいだったのかもしれない。

(芝公子)

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