バイオリニストでタレントの高嶋ちさ子が、おなじみの面倒くさい性格を露呈した。3月27日放送の「明日は我がミーティング」(TBS系)にて高嶋は「出張お悩み相談」と題し、大家族貧乏アイドルで知られる滝口ひかりの自宅を訪問。そこでの発言の数々が、いかにも高嶋らしいと話題になっているのである。
滝口の住む団地を訪れた高嶋はいきなり「エレベーターないんだろうな」とチクリ。階段を上りつつ「もう若干疲れてきたよ」との愚痴が飛び出すあたりは、小学校から私立に通っていたことから、エレベーターなしの集合住宅に住むような友達はいなかった様子が伺える。
その滝口家では二段ベッドの上下に二人ずつ、三人姉妹と母親が寝ているという。ここで高嶋は「ちょっと寝てみようか!」と二段ベッドにチャレンジするものの、「息子とも隣同士で寝るのイヤなんだけど。人が接触していると寝れない」と神経質な一面をアピールだ。そんな高嶋について女性誌のライターが続ける。
「高嶋は滝口家の冷蔵庫を開けるやいなや『本当にだらしないんだねえ』と呆れ顔。買ってきたままのパックごとドアポケットに置かれている卵を見て、『だって卵って普通、出して入れない?』と説教したのです。しかし、卵の保存法としてパックから出さずに置いておくことは料理本でも推奨されており、そのほうがサルモネラ菌の繁殖が防げると言われています。このへんはやはり、自分のやり方が絶対的に正しいと思っている高嶋らしさの表れだと感じましたね」
その後、食卓を囲んでミーティングを始めた高嶋は、子供と一緒にいる時間を増やすために仕事を辞めたという父親に対して大説教。「今の自分のここがダメだからと思って、そこを直すために頑張って生きていってるから、私とかも」との独演会を繰り広げた。
「まるで自分の子育てが正しいかのように話していた高嶋ですが、16年2月には、約束を守らなかったという長男のゲーム機を“バキバキ”に折ったことを自らのコラムで公開。破壊行為はもちろん、そのゲーム機が長男が入院した時に友人の母が買ってくれたものだったことから、非常識すぎるとして大炎上する騒ぎがありました。そこから2年経ちましたが、今回の番組を観ていると、高嶋が自分の性格を直すために頑張っているとはとても思えませんね」(前出・女性誌ライター)
ただ高嶋は滝口家訪問の最後に、「一日に怒る量は絶対、私のほうが多いと思う。だから何が幸せか分からない」と述懐。少しは自分の身を振り返ることができるようになっていたようだ。
(白根麻子)