4月20~22日に東京ドームで開催されるKAT-TUNのライブにて、スマホで表示するチケットの「デジチケ」が採用された。これが原因でライブ当日には東京ドーム周辺で困惑するファンが続出する恐れがあるという。
「デジチケでは同行者全員が揃った状態でしか入場できない運用になっていることが多いので、同行者分のチケットを譲渡し、その人が遅刻してきた場合には、購入者らも入場を遅らせることになります。そして最悪なのはドタキャン。最初から来られないと分かっていれば、その分のチケットが無駄になるのを覚悟の上で、全員が揃わなくても入場が可能。しかしドタキャンだとその決断ができないため、ずるずると待ち続けることになる。嵐など他のグループではすでにデジチケが導入されており、そのあたりの対応策もファンの間で共有されつつありますが、KAT-TUNでは今回が初導入なので、ライブ開催中は東京ドーム周辺で途方に暮れているグループの姿が見られるかもしれません」(芸能記者)
今回のKAT-TUNライブでは、別のトラブルが発生する可能性もあるという。
「デジチケで最悪のトラブルはスマホのバッテリー切れ。そのためジャニーズファンの間ではモバイルバッテリーを持ち歩くのが常識化しています。しかし今回のKAT-TUNライブでは、グッズ購入の専用アプリ『UNION Goods App』がリリースされており、待機中に同アプリを使っている人が少なくないはず。しかも屋外では画面を明るくしないと見えないため、無駄にバッテリーを消耗してしまい、いざ入場という段階でバッテリー切れに陥る危険性をはらんでいるのです」(前出・芸能記者)
どうやら今ごろ、あわてて2本目のモバイルバッテリーを購入しているKAT-TUN担当も少なくないのかもしれない。
(白根麻子)