関ジャニ∞の渋谷すばるが4月15日の記者会見にて、今年12月31日をもってジャニーズ事務所を退所すると正式発表した。7月15日にスタートする5大ドームツアーにも参加せず、実質的にはツアー開幕をもってグループを脱退する形だ。
記者会見で渋谷は、自分の中にあるものを音楽で表現していけたらとの思いを語り、留学して音楽を正式に学びたいとの希望を口にした。その渋谷に対してファンからは「エールを送りたい」「応援するしかない!」といった声も寄せられている。だが関ジャニ∞やジャニーズに興味のない女性からは、まったく違った声が聞こえてくるというのだ。女性誌のライターが耳打ちする。
「渋谷くんってもう36歳なんですよね? その年齢で音楽を究めるために留学っていうからには具体的なプランがあるのかと思いきや、『音楽学校なのか、いろんなところがあると思う』とふんわりしているのだから驚きです。しかも留学先からして『語学も含めてなのでとりあえず英語圏のほうがいいかなと漠然と思ってる』っていう調子。これが自分の交際相手だったら、もう勝手にして!って呆れ果てるところですね」
今回の渋谷を、人気バンド「ONE OK ROCK」のTakaになぞらえる声は少なくない。Takaこと森内貴寛は中一でジャニーズ事務所に入所し、中三で『NEWS』の一員としてデビュー。しかし直後に学業専念を理由に脱退し、2年後には音楽の道に進むために高校も中退。ONE OK ROCKに加入し、翌年には再デビューを果たしていた。それゆえファンからは渋谷が数年後には自分のバンドで音楽業界に復帰することを期待する声もあるようだ。
「Takaが『ONE OK ROCK』で再デビューしたのは18歳で、世間ではまだ高三の年齢です。その若さなら夢を追い求めて破天荒な生き方をしても、たとえ失敗したところでいくらでもリカバーできます。でも渋谷は、これから留学するとなるとすぐにアラフォーになりますよ。その年齢でまだ留学先も決まってないなんて、いくらなんでも青すぎませんか?」(前出・女性誌ライター)
その“青さ”こそ音楽で生きていく決心をした者には必要なのかもしれないが、果たして音楽好きにその思いは届くのか。渋谷の音楽活動にしばらく、注目が集まりそうだ。
(白根麻子)