一時期、レギュラー番組をいくつも抱え、大人気だった元祖セレブモデル・マリエの現在が気になる視聴者も多いことだろう。
自動車オイル輸入代理店の経営者の娘であり、豪邸に住み、ヘリやクルーザーを所有するなど、多くのお嬢様タレントの中でも桁外れのセレブエピソードを披露していたが、ツイッター上で東日本大震災の募金について失言してから、全くテレビで見かけなくなった。現在のマリエを知る芸能ライターがこう語る。
「あれから一念発起し、四年の歳月をかけて自身の本名にちなんだ『パスカルマリエデマレ』というアパレルブランドを立ち上げたんです。『自分が服を作るのなら、無駄のないモノで、一生使えて、本当に必要なものを』と、品質やデザインにも相当こだわりがあるようです」
しかし、Tシャツ1枚が1万円以上と値段設定が高かったためか、「どこにでも売ってそう」などとネットユーザーからは辛口な意見もある。
ブランドイメージのためか、セレブキャラを封印し、「中野坂上の居酒屋がお気に入り」と、庶民派アピールをし始めたマリエ。ファッション業界で再び輝くことができるか、注目が集まる。
(佐藤ちひろ)