気の毒にもほどがある?
5月9日に放送されたTOKIOの冠番組「TOKIOカケル」(フジテレビ系)の、違和感ありまくりの編集が話題を集めている。
女子高生への強制わいせつ行為でメンバーの山口達也がジャニーズ事務所を契約解除、同番組は山口を除く4人体制のTOKIOで放送継続されることが8日に発表されていた。
この日は騒動後初めての放送とあって注目を集めていたが、放送では山口の出演部分はすべてカットされていた。本来撮影した画角より極端にアップしたためか、明らかに画質が粗いカットが見受けられ、長瀬智也が謝罪会見でテレビ局関係者に向けて、「再編集作業、多大なるご迷惑をおかけして、大変申し訳ありません」と謝罪していたとおり、テレビマンの苦労が垣間見える内容であった。
そんな中、視聴者からはネット上で意外な指摘も。「国分だけが極端に登場回数少ないし、映っても画質も汚い」「国分だけ他の共演者と映らないから、国分だけ別撮りしてるみたい」「山口より先に謝罪させられたり、国分は散々だな」「国分、一番とばっちりくらってないか」と、国分に同情する内容のコメントが多かったのだ。
「この日のゲストは女優の安藤サクラと松岡茉優だったのですが、全体のグループショットではゲストに加え、長瀬、松岡昌宏、城島茂の姿は確認できたものの、国分だけは単独でしか映りませんでした。席順は左から松岡昌、城島、安藤、松岡茉、長瀬でしたが、放送から推測すると長瀬の右側が山口、山口の右側に国分が座っていたのでしょう。これでは国分を含めたグループショットは使えません。しかも、それによって国分の映る回数は減り、単独で映っても画質は荒れ荒れ。最善を尽くした結果ですから仕方がないとはいえ、思えば国分は、山口が謝罪会見を開くより先に出演番組で頭を下げたり、なんだかんだで今回の不祥事の影響を最も受けているように思えますね」(エンタメ誌ライター)
TOKIOファンも番組を見ていて、切ない気持ちになってしまったようだ。
(田中康)