更年期になるとさまざまな症状が出ますが、それらの中でも厄介なのが汗。どんな対処方法があるのでしょうか?
医師の五味常明さんの著書「汗とにおい対策で女子力UP!」(ユナイテッド・ブックス刊)によると、更年期には女性ホルモンの分泌が減り、体温調整がうまくいかなくなって汗をかくようになるのだそう。そして、NHKの健康番組「きょうの健康」によると、更年期の寝汗を防ぐには、体がほてらないよう、就寝2時間前までにお風呂を済ませておくのがいいそうですよ。
また、花王ヘルスケアナビで、百合レディスクリニック院長の丸本百合子さんは、外出するときは、小さな冷却材、吸水性のよいタオルやハンカチ、デオドラント効果のあるウエットティッシュなどを携帯することを推奨。急に噴き出す汗への対策をして出かけるだけでも、安心感が得られると述べています。
本人にとっては不快な汗。周囲の人には、「どうしたのだろう、大丈夫かな…」と心配をかけることもあるかもしれません。そんなことにならないためにも、これらの工夫で、「更年期の汗」を乗り越えたいですね。