お笑いコンビのサンドウィッチマンが6月4日発売の「日経エンタテインメント!」において、栄えある“一番好きな芸人”の1位に輝いた。
あらかじめ同誌の編集部が選び抜いた合計293組の中から、「一番好きな芸人」や「一番嫌いな芸人」などを含む4項目で1000人にアンケート調査を実施。2007年のM-1グランプリで敗者復活戦からの華麗なる逆転劇で優勝を成し遂げるなど、その実力と安定感はもはやお笑い界ナンバーワンとも謳われる伊達みきおと富澤たけしによるコンビが、昨年の2位からワンランク上げ、見事首位を奪取した。
「お笑い界の重鎮・明石家さんまを押し退けての首位獲得となり、ネット上では『大好きな2人、おめでとう!』『いかつい顔と優しい中身のギャップたまりません』『テレビで見るとなんだかホッとします』といった歓声が上がり、人気の要因としては『コンビ仲が良さそうに見えるのが好感持てる』『絶対他人を貶めようとしないのが好き』『東日本大震災後の懸命な支援活動で感動させられました』『お互いを尊重し合ってる空気感が和みます』などの指摘が相次いでいます。かつて同じアパートの部屋で長年にわたり同棲していたという2人だけあって、やはりそのコンビネーションや絆の深さは他のコンビを圧倒するものがありますからね」(テレビ誌ライター)
言わずもがな、2人の仲の良さだけがトップに立てた理由ではない。
「ネット上では、『なによりもネタが面白すぎる』『YouTubeでこのコンビのネタを何回見たことか…』『ピザの配達コントたまりません』といった、人気だけでなく実力面での評価もしっかりと付随しています。また、2人ともワイルドながら清潔感のあるガッチリ系で、BL的な見方をする向きの支持も無視できないでしょう。加えて、失言や問題行動とも無縁で、あの風貌ながらスポンサー受けが良好なのも特筆すべきポイントでしょうね」(テレビ誌ライター)
なお、「一番嫌いな芸人」にはアキラ100%がトップに選ばれており、その理由としては「彼で笑ったことがない」「そもそもどこで笑えば良いのかかが伝わりづらい」といった手厳しい意見が飛び交っている。
(木村慎吾)