名古屋駅前の名鉄百貨店のシンボル、身長6mの巨大マネキン「ナナちゃん人形」。45年間同じ場所に立ち続け行き交う人々を見守ってきたが、この人形が様々なコスチュームに挑戦することは中京地区では有名だ。
「いわば名古屋の“自由の女神”という存在でしょうか。ところが今回、ナナちゃんが見る者を震撼させるような変身をしてしまったことで、ネット上はちょっとしたパニックになっています」(トレンド誌記者)
6月12日夜に始まったお着替えで、なんとナナちゃんが毛むくじゃらのモンスターに変身したという。これが「あまりに怖い」と評判なのだ。
「6月29日から公開されるスターウォーズ・シリーズのスピンオフ映画『ハン・ソロ』の宣伝を兼ねて、配給先と名鉄がタッグを組み実現したようです。ナナちゃんが変身したのは、ソロの右腕ともいうべきパートナー『チューバッカ』。毛むくじゃらのチューバッカは映画の中では人懐っこく、とても頼りになる戦士ですが、さすがに6メートルを超えるチューバッカはまるで怪獣映画の実写版のようなリアルさ。通る人たちが恐怖におののく表情を見せるほどの迫力だそうです。この写真がネットに出回ると、まさかの『閲覧注意』のレッテルを貼られてしまったそうです」(エンタメ誌記者)
閲覧注意に認定(?)されただけあって、「怖い、本当に怖い」「子どもならトラウマになるレベル」「想像以上にキモい」「名古屋が振り切った」「動くんでしょ、きっと動くよね?」など、恐怖の叫びが次々と投稿されている。
名鉄は車内をハン・ソロの操縦するファルコン号に見立てたコラボ特急も走らせているとのこと。このコラボに全身全霊で協力したナナちゃんのためにも、映画の大ヒットを祈りたい。
(塚田ちひろ)