6月15日の昼過ぎ、きゃりーぱみゅぱみゅが自身のツイッターで突然ブチ切れたことが話題になった。
「クリエイティブなものなのに言いがかりつけて表現できなくなって死んでいくことが悲しい。攻めていけない世の中」「くそつまらん!!!!!!!!!」「なんでも文句言ってくる姑みたいな大人にだけはなりたくない」と、わずか10分の間に3連投したのだ。
「どうやら、先日RADWIMPSの新曲『HINOMARU』が軍歌のようだと、歌詞をめぐって批判が出たことに対しての怒りのようです。RADの問題に関しては、確かに一時は批判コメントが噴出しましたが、その後、揚げ足を取りすぎだとネットユーザーからも同情の声が増えて沈静化。それでも多少後味の悪さが残りました。そんな状況に、アーティスト仲間であるきゃりーが、せっかくの作品になんでもクレームをつける風潮にブチ切れたという見方が大勢です」(女性誌記者)
時代の先端を行くアーティストたちにとって、攻めの作品づくりは重要。RADWIMPSにも当然あるべき姿勢だけに、このきゃりーのブチ切れツイートにも賛同する声があがると思いきや、意外な意見が多いという。
「RADが批判されたことに対しては、クレームをつけすぎだという意見が多いのは事実。なので、きゃりーの言ってることも理解できますが、攻めるということは少なからず批判を浴びることでもある。それをいちいちキレているほうがおかしいという冷静な意見が多いのです。確かに、攻めて何の話題にも上らなかったら逆に寂しいかもしれません」(前出・女性誌記者)
ネット上には「もともと(きゃりー)は曲もらってるだけじゃん」という身もフタもない指摘まであった。言葉を扱うアーティストにとって、クレーム時代は確かに息が詰まることが多いだろうが、それにいちいちキレるなら安全なラブソングでも歌ってたら?と思う人もいたかもしれない。
(山田ここ)