“ムツゴロウさん”の愛称で知られる動物研究家で作家の畑正憲氏6月18日に放送された「有吉ゼミ」(日本テレビ系)に出演し、驚愕の食生活が明かされた。
幼少期より動物への関心や造詣が深く、東京大学理学部で動物学に明け暮れた畑氏は、1972年、北海道にて「ムツゴロウ動物王国」を開園すると、多種多様な生物たちと共同生活し、その異常ともいえる“触れ合いぶり”には当時のお茶の間も大いに驚かされたものだ。
カメラの前でナメクジをひょいと口に放り込み、ライオンには指を食い千切られ、手が汚れたら牛の尿で洗う。“動物は皆友達”だと常々語っていたそんな野性味溢れる畑氏も今や83歳となり、番組内では孫の津山舞花さんから「(畑は)寝る前に必ずカップラーメンを食べる。月に50食くらい」などと衝撃的なの日常も明かされている。
「数々の豪快伝説と共に生きてきたムツゴロウさんが久々に多くの人の前に姿を現したとあって、視聴者からは『ムツゴロウさん懐かしい』との声が上がり、“カップラーメン生活”が飛び出すと『この年齢で好きなものが食べれるってうらやましいですね』『決して褒められた食生活ではないのに長生きできてるのは、元々の体が強いのですね』『ムツゴロウさんがお元気ならそれでいい』といった好意的な反応が見られました。かつてはライオンが食べ残したシマウマの生肉を“美味しい”と語ったとの伝説もある畑さんですから、世間はカップラーメン程度では驚かないようですね」(テレビ誌ライター)
なんでも触り、なんでも食べたムツゴロウさん。83歳となった今でもその笑顔は健在であり、もはや食生活における“正解”が何なのか、分からなくなるほどだった。
(木村慎吾)