“芸能界のゴッド姉ちゃん”と呼ばれ、今年の10月で芸能生活50周年を迎える和田アキ子。そんな和田の「NHK紅白歌合戦」への復帰が、早くもささやかれている。
「和田は、『紅白歌合戦』に2015年まで30回連続出場。通算39回もの出場記録を誇っていました。ところが40回目の出場となるはずだった2016年に落選。当時は本人も、かなりショックを受けていたようです」(スポーツ紙記者)
50周年を迎えるにあたり、和田は昨年の10月から「AKIKO WADA 50th ANNIVERSARY『THE LEGEND OF SOUL』コンサートツアー」を敢行。また、50周年記念のベストアルバムもリリースするなど、精力的に活動してきた。そんな中、「紅白復帰」の話も現実味を帯びてきたという。
「50周年を記念して5月23日に発売したニューシングル『愛を頑張って』は10.5万枚を売り上げ、週間売り上げランキングで初登場2位。これは、和田自身の長い歌手生活を振り返っても過去最高順位です」(音楽誌ライター)
「愛を頑張って」は、男性ボーカルグループ「BOYS AND MEN研究生」とコラボした「和田アキコwith BOYS AND MEN研究生」で出した楽曲。ボイメン人気にあやかった感は否めないが、和田の過去のシングル週間売り上げの最高順位が’71年発売の「天使になれない」の8位だっただけに、和田自身もこの結果に満足しているという。
「2016年の紅白落選の時には、和田とNHKの関係修復は不可能だと言われていました。しかし、今月5日に放送されたNHKの『うたコン』に『BOYS AND MEN研究生』と共に出演し、『愛を頑張って』を熱唱。これを見た関係者は、“和田の紅白復帰もあり得るかも”と噂しています」(音楽関係者)
昨今の紅白は“コラボもの”に力を入れているだけに、大いに可能性としてはあり得るだろう。「紅白出場」が実現すれば、和田にとって50周年を締めくくる最高の舞台となるに違いない。
(窪田史朗)