6月21日に放送された永野芽郁主演のNHK朝ドラ「半分、青い。」第70話が、22.5%の高視聴率を記録した。同ドラマでは今回、清野菜名演じる漫画家・小宮裕子の転機が描かれたという。
「70話では、漫画連載の打ち切りが通告されて以降、荒れた生活を送っている清野演じる裕子を、永野演じる鈴愛が説得する様子が描かれました。その際、裕子は『若くて売れるうちに、男見つけたほうがいいんじゃない? 女も腐るよ』と力説。さらに創作活動を続けるという鈴愛に対し『こんな仕事もうやってられない!(略)私たちは、架空のラブストーリーを作るために、いくつの自分の恋を犠牲にしたんだ!?』『それはオタクと一緒だ。引きこもりだ! 結婚もできないし、子供も産めない!』と涙ながらに絶叫する迫真の演技が、視聴者から大きな注目を集めました」(テレビ誌記者)
漫画家を続けるよう説得する鈴愛と、現実の恋愛を求める裕子の激論に、視聴者からは「見応えがあった」「漫画家の過酷さを考えたら裕子の主張は納得できる」と称賛の声があがる一方、一部からは激怒する声があがったという。
「ドラマの中で、女は歳を取ると腐っていくため、若いうちに男を見つけたほうがいいと思わせるセリフがありました。これに対し、一部の女性視聴者が『40、50歳でも輝いてる方はたくさんいる』『女が腐るって何!? もっと他に言いようがあるでしょ?』とブチギレ。さらに『某女性歌手の“羊水が腐る”発言を思い出した。気分が悪い!』と、過去、倖田來未がラジオ番組で『35歳過ぎたら羊水が腐る』と発言し、大問題となった騒動を引き合いに出す視聴者まで現れました」(前出・テレビ誌記者)
ある程度年齢を重ねている女性は、今回のセリフを見過ごすことができなかったようだ。