女優・多岐川裕美の娘にして、自身もタレントとして活動する華子が、注目度上昇中の女性お笑いコンビ「ガンバレルーヤ」の二人と香港・マカオを訪れた。旅番組「ミギカタアガリ旅行社」(テレビ東京)にて6月9日、16日、23日の3週連続で現地ロケの様子が放送されたもの。
その華子は16年4月、「母親の名前を借りずにゼロからスタートする」との決意を込めて芸名を多岐川華子から変更。さらに不動産会社のアルバイトで社会勉強も積んでいるという。しかし今回の海外ロケでは、その努力が実を結ばなかったというのだ。テレビ誌のライターがつぶやく。
「今回のロケではなぜか母親の多岐川と共演。そもそも母親の名前を借りずに芸能活動をしたかったはずなのに本末転倒でしょう。テレビ欄には『多岐川裕美、華子』と書かれてしまい、これでは華子の苗字が省略されているのも『親子共演だから』としか思ってもらえません。なんのために芸名を変更したのかが不思議です」
若い視聴者の中には母・多岐川裕美のことをよく知らないで、ベテラン女優が3人の若手を従えているようにも見えたようだ。だがその視点で番組を観た場合でも、華子の存在感は霞んでいたというのである。テレビ誌のライターが続ける。
「制作側ではブサイクコンビのガンバレルーヤと華子の美貌を対比させたかったのかもしれませんが、ロケの内容はガンバレルーヤの頑張りばかりが目立つことに。豪華ホテルのベッドに飛び込むなど期待通りの振る舞いを見せる二人に対し、華子も一緒になってはしゃいでみせるものの、その様子はガンバレルーヤの人気に乗っかりたいという絵に見えてしまいました。しかも母親譲りの美貌がむしろ、その弾けぶりを嫌味っぽく見せる方向に働いてしまったのは、華子にとっても誤算だったかもしれません」
美人ではあるものの、名前に反してこれといった華の感じられない華子。29歳という年齢を感じさせない若々しい表情は、使い減りしていないということなのかもしれない。
(白根麻子)