友人の結婚式に参列したときに、人生に一度くらいはスピーチを任せられることがあるかもしれません。そんなとき、緊張しやすい人は「えらいことを任された、どうしよう…」と思うかもしれませんが、スピーチを成功させることができればあなたの株も上がるかもしれませんよ。そこで、巷で評判のよい友人スピーチの例をチェックしてみましょう!
●「普段、おとなしそうにみえる新婦も、新郎のことになると別人になる…」
西東社出版部の「結婚式・二次会 友人のスピ─チ」(西東社刊)によると、普段は冷静にみえる新婦の行動を“新郎を思うかわいらしい女性”に思わせるスピーチ・テクニックがあるのだとか。例えば、「いつもはおとなしい新婦だけれど、新郎のことを話した途端に別人のようになって話を聞かせてくれた」などのエピソードを挟むことは、新婦を称える鉄板テクニックといえますね。
●「結婚生活もダブルスを組んで…」
もし新婦とスポーツ仲間であったり、新郎新婦がスポーツ好きなら、スポーツに絡めたスピーチが使えそうです。現代マナー研究会による「冠婚葬祭・各種行事女性の同僚・友人スピーチ実例集」(東京書店刊)では、新婦と同じテニススクールに通っている設定として、「テニスでの“ねばり”を結婚生活でも生かして、結婚生活においてもダブルスを組んで頑張ってください」と締めるスピーチ例が紹介されていました。これは、他のスポーツでも応用できそうですね。
●「仕事をバリバリこなす新婦は、運命の人と出会い、人生の脚本通りに今日の日を迎えた…」
ウエディングスピーチ研究会の「結婚式・二次会 友人・同僚のスピーチ for Women」(西東社刊)では、熟年結婚の場合のスピーチ例が紹介されています。それによると、これまで仕事をバリバリこなしていたというエピソードをアピールすることで、「なぜこの年になるまで結婚しなかったの?」というみんなの疑問を解消させるのだとか。加えて、「人生の脚本通り」「運命の人」という表現で、この結婚がなるべくしてなったことを伝えれば、スピーチとしてはバッチリなんだそうですよ。
友人代表スピーチは、こうしたテクニックを利用すれば、グンと印象深くなり、人の心に響くもの。ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?