あなたは行きつけの美容院がありますか? 「ない」「とくに決まっていない」という方は、もしかしたら「美容師さんとの相性が悪い」と感じたのかもしれません。
さまざまな女性用掲示板では、美容院を変えた理由として「おしゃべりな美容師さんだと行きたくなくなる」「何回か通ううちに軽く扱われた」「深い話になって対応が疲れた」などが挙がっていました。ではいったい、こうした相性の悪い美容師にはどう対処すればいいのでしょうか。
精神科専門医の反田克彦さんの「人見知りが治るノート」(すばる舎刊)では、美容師との会話を「雑談の練習で使う」というノウハウが紹介されていました。その理由として、話が詰まっても美容師なら会話に慣れているので、上手につないでくれるはずだというものです。雑談の練習に利用してしまうというのは賢い方法といえそうですし、練習相手と考えれば相性の悪さもそれほど気にならないかもしれませんね。
明治大学文学部教授の齋藤孝さんの著書「雑談力が上がる大事典:会話に困ったとき最初のひとことがスッと出てくる!」(ダイヤモンド社刊)では、「逆取材する」というノウハウが紹介されています。「お客さんと話すとき、緊張しないんですか?」「初対面の人と話すときの極意みたいなものってありますか?」などと、こちらから美容師に問いかけるというというもの。これもなかなか使えそうですね。
「この美容師さん、ちょっと苦手かな…」と思ったら、これらの対処法をぜひ試してみてくださいね。