6月28日発売の「週刊文春」が「好きなアナウンサー」「嫌いなアナウンサー」の最新版を発表。男女それぞれベスト(ワースト)20位まで発表されたが、テレビ東京の深刻な人材不足が明らかになった。
同企画は、今回で12回目となる恒例の人気アンケート特集。文春オンラインの無料メルマガ会員を対象にアンケートを実施し、下は14歳、上は87歳まで幅広い層から5400を超える回答が集まった。
「『好きな女子アナ』では日本テレビの水卜麻美が5連覇を達成。2位はNHKを退局しフリーに転身した有働由美子でした。『嫌いな女子アナ』部門では、フリーの加藤綾子が4期連続ワースト1位。前回から始まった『男性アナ』部門では、好きの1位がTBSの安住紳一郎。2位の桝太一(日本テレビ)にダブルスコアをつけた圧勝でした。嫌いの1位は、こちらもぶっちぎりで宮根誠司。しかし、好きも嫌いもある意味、知名度のバロメーター。注目されているからこそ、嫌い票も集まるというものです」(テレビ誌ライター)
実は今回、すべての部門を通じて1人しかランクインしなかったのがテレビ東京だ。
「唯一登場したのが、好きな女性部門・15位に入った大江麻理子。しかも前回の同部門では6位でしたが、9ランク落としている。大江アナは2013年度の調査では2度も女王の座に輝きましたが、今や人気は落ち着いてきたと言えるでしょう。それよりも、全ての部門を通じてランクインしたのが大江アナだけというテレビ東京の人材不足は深刻です」(前出・テレビ誌ライター)
かつて大江アナが「好きな女子アナ」1位に輝いたときは、米ニューヨークに転勤前で、バラエティ番組「モヤモヤさまぁ~ず」に出演していたことも大きかった。今は「ワールドビジネスサテライト」などで活躍している大江アナだが、テレ東女子アナ勢力の存在感を示すためにも、再度バラエティ番組に戻ってみるのも手では?
(石田英明)