時々、食べ過ぎてしまうことがありませんか? とくに、女性は生理前になるとイライラが続き、そうなることが多いかもしれません。いったい、食べ過ぎてしまうのはどうしてなのでしょうか?
メンタルレスキューシニアインストラクターの下園壮太さんは日経ヘルスの記事で、ストレス時は脳がエネルギーを多く消費するため、甘いものが食べたくなったり、食べてストレスを発散させたくなったりすると述べています。
また、日本コーピング・ダイエット協会代表理事である城ノ石ゆかりさんの著書「コーピング・ダイエット(きずな出版)」(PHP研究所刊)によると、食べ過ぎてしまうのは3つの理由があるのだとか。一つは、食べ過ぎていても周りからは「食欲があることはよいことで健康だ」と心配されないこと、そして24時間食べたいものが手に入ること、満腹になると満足した気になることなんだそうですよ。
城ノ石さんの著書では、ふっくらした人ほど周りの希望に敏感で、NOと言えないとされています。つまり、ストレスもたまりやすいのかもしれません。精神的なことが、食べ過ぎ、ひいては太ることにも影響しているといえそうです。ストレスを発散するために、ついつい食べ過ぎてしまうことはよくあります。しかし、ストレスや不安、怒りなどの問題は食べても解決はしません。これに気づくことが食べ過ぎを解消するポイントといえそうですね。