夏の肌見せを目指してダイエットをする人は多いのですが、いざ夏になると一気にやる気がなくなってしまうという声をよく聞きます。暑くて外に出たくない! ジメジメして運動する気分になれない! そんな場合は、どのように運動量を確保すればいいのでしょうか。
■涼しい室内で「踏み台昇降」
足腰を鍛えるには、上下移動をする運動がオススメです。家の中に階段がある場合は、上り下りを積極的にすることで運動量をぐっと増やすことができます。
階段がない場合は、分厚い辞書や雑誌、強度のある箱などを踏み台にし、大きく手を振って上り下りを繰り返します。足を大きく持ち上げ、太ももを高く上げることで負荷を高めることができます。いずれも、それほど場所を取らずに全身運動が可能。テレビを見ながらでも、気軽に取り組めますよ。
■夕方以降にランニング
暑い時間帯に運動をすると、熱中症の心配も。夕方以降、涼しくなってきた時間帯に運動をしましょう。その際、水分補給を欠かさず行い、タオルと水筒を持ってのランニングがオススメ。それでもつらいときは、大股で早歩きをするだけでもけっこうな運動量になりますよ。
■プールを活用
水の中で歩いたり泳いだりすることも、立派な有酸素運動です。体脂肪の燃焼に役立ちますから、レジャーの一つとして取り入れてみてはいかがでしょうか。水中にいるとわかりにくいですが、気づかぬうちに汗をかいて水分を失っています。時間を決めて休憩し、水分補給も欠かさないようにしましょう。
夏でも、工夫次第で楽しく運動を続けることができます。暑くて外に出られないのなら、室内でできる運動を。夏だからこそ楽しめる水中での運動を取り入れることも、楽しく続けるコツです。ぜひ、夏の暑さを“利用”して、エネルギーを消費してくださいね。
(美容・健康ライター Nao Kiyota)