「言い訳」が火に油を注いでしまったか?
タレントの東国原英夫が、自身のツイッター上で“俳句盗作疑惑”に関する釈明に追われるも、さらなる非難を集める事態となっている。
6月7日放送の「プレバト!!」(TBS系)にて東国原が発表した「梅雨明けや 指名手配の 顔に×」との俳句が、昨年6月に宮崎日日新聞の文芸欄に掲載された「梅雨寒や 指名手配の 顔に×」に酷似していた騒動について、東国原は「正直、大変驚いています」と綴るも、盗作疑惑については否定。
また、「件の俳句が宮日新聞に掲載されたのは、2017年6月26日(月)です」と説明すると、「その日、僕は宮崎にいません。僕が宮崎に帰省したのは2017年6月3~6日」と主張。普段は俳句を発表する前に“カブり”が無いかをリサーチしていたものの、そのチェックにも限界があることも併せて伝えている。
「東国原による“新聞掲載の日に宮崎にいなかった”との訴えが疑いを晴らす決定打とはならず、さらにその後の釈明で非難を浴びることとなってしまいました。彼は、日頃から自身の“俳句ノート”なるものをチェックしていると明かした上で、『興味深いのは、句材(言葉・単語・フレーズ等)として、2017年5月以前に、既に“指名手配”“処刑台”等の単語が出て来ている事です。こちらは更なる精査が必要です』とツイートしたんです。これでは、宮日新聞に掲載された俳句も二番煎じであるかのように受け取られますし、そもそも指摘されているのは単語のカブりだけではなく、句全体が酷似しているから。“句材の問題”ではないでしょう」(テレビ誌ライター)
東国原のツイッターのコメント欄にも、「それじゃまるで新聞に俳句を掲載した人が盗作したみたいに聞こえちゃうけど?」「悪あがきはみっともない」「あれが盗作じゃなかったら、何を盗作というのか教えてください」との反応が集まり、彼を擁護する声とが錯綜している状況だ。
やはり盗作の引用元とされる俳句の出所が彼の出身地である宮崎県だというのは痛恨の極みだったのかもしれない。
(木村慎吾)