お笑いコンビ・クワバタオハラのくわばたりえが7月12日、自身の公式ブログ『やせる思い』を更新し、西日本の豪雨被害による流通の滞りについて言及している。
“備蓄”と題したブログ記事内で、「大雨による被害で、被災されている方々 心よりお見舞い申し上げます。ニュースを見る度に、大雨でここまでの被害が出るなんて 体が震えます。」と綴ったくわばたは、続けて「我が家も 水や缶詰など色々備蓄していたけど 期限が切れていたり、切れそうだったり 日頃の危機管理意識の薄さを感じました」と語り、日頃の備えの重要性を強調した。
また、ネットで保存水や簡易トイレを注文したところ、普段なら2~3日で届くものが1カ月ほど配達に時間を要し、「今回の災害でたくさんの方が購入してるんやなと思いました」と綴っている。
「ブログの最後には『我が家は大丈夫なんて無い』『災害の準備もいつか起こるかもじゃなく、起こると思ってしっかり万全の準備をしましょうね!』と注意喚起で締めたくわばたですが、この投稿に対し、ネット上では『なぜ物流が滞り、被災地に出来るだけ運ばなきゃいけない今注文する? 1カ月かかるなら1カ月後に注文しようよ』『今必要としている人が買えなくなる。そんなことも分からないのか』『緊急でなければ今買うな』とのクレームが続出。緊急時の準備を“いつかする”ではなく、“今やろう!”と謳うくわばたにとっては痛恨の指摘となってしまいました」(芸能記者)
だが、本当に必要な人への配給を優先させているからこそ、被災地以外への配達に1カ月を要するという可能性もあり得る。良かれと思っての忠告がアダとなってしまったくわばたには気の毒だが、影響力が強く、読者の数が多いからこそ、多くの反対意見を招いたと言えるのかもしれない。
(木村慎吾)