鶏白湯スープや豚足、もつ鍋などは、女性にうれしいコラーゲンたっぷりの食事。肌にいいという噂を耳にして、レストランで率先して注文している人もいるのでは? でも、実はそれ、あまり意味がないようなのです。
美容皮膚科医の吉木伸子さんの著書「吉木伸子が教える本当に正しいアンチエイジング大事典」(主婦の友社刊)によると、肌のコラーゲンを増やしたいなら、食品からではなく、コラーゲンをつくるアミノ酸をバランスよく含むタンパク質がいいのだとか。そのためには、肉や魚などをうまく取り入れるのがよいそうです。そして何よりスキンケアで、ビタミンC誘導体やレチノール配合の化粧品を使うことが大切なんだそうですよ。
さらに、今話題の美容鍼で、コラーゲン効果が期待できるとか。美容鍼灸専門サロンであるブレア元町院長の上田隆勇さんの著書「美容鍼灸師が教える5歳若返る顔ツボ1分マッサージ」(ぶんか社刊)には、食事や化粧品などで体の外からコラーゲンを摂取しても、そのままでは体内に吸収されにくく、肌の活性化にはつながらないのだとか。また、美容鍼で肌組織に直接アプローチすることによって、自らの力でコラーゲンを生産して補給していくことが可能になると書かれていました。
食事からコラーゲンを摂っても、そのまま肌のコラーゲンにはならないとは驚きですよね。コラーゲンのこと、ちょっと見直したいものですね。