日本列島が“酷暑”に包まれている。22日には名古屋で39.5度、23日には埼玉・熊谷で41.1度を記録するなど、各地で史上最高気温を更新している。熱中症にかかる人も後を絶たず、今後もこの暑さは猛威をふるいそうだ。
そんな中、改めて日本の夏の恒例行事に中止を求める声が上がっている。
「今年で41回目となる『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)です。今年のチャリティーマラソンは、人気芸人のみやぞんが務めますが、史上初のトライアスロン形式となり、ただでさえ不測の事態になりかねない。ネット上でも『いい人やから断れないんやろな』『みやぞんが“僕がんばる大丈夫”と言っても中止してほしい。みやぞんを守ってほしい』『まだ間に合う 辞めれ』と切実に中止を訴える声が上がっているんです。また『この暑さで募金するために並ぶのも危険』という指摘も出ています」(テレビ誌ライター)
24時間テレビといえば、ジャニーズ事務所所属のタレントがメインパーソナリティ、ドラマスペシャルの主演を務め、日本テレビとジャニーズ事務所の“熱い友情”を確かめる一大行事でもある。そう簡単に中止にはできないだろう。
「タレントやイベントに参加しに来た視聴者に対しては、最大限の対策を行うのでしょうが、不眠不休で携わる番組スタッフや、イベント会場での警備員にまで、細かなケアが行き届くかは懸念の残るところです」(前出・テレビ誌ライター)
放送日は8月25、26日。“過ごしやすい気温”に戻ることに期待するしかなさそうだ。