1月期の月9ドラマ「海月姫」(フジテレビ系)で、予想を遥かに超える完璧な“女装男子”を演じ、話題をさらった俳優の瀬戸康史。7月20日からスタートしたドラマ10「透明なゆりかご」(NHK総合)では、そんなキャラが一転。小さな産婦人科医院の院長として真摯に命と向き合う由比朋寛役を熱演している。
「このドラマは、漫画家・沖田×華氏の同名コミックを映像化した作品。幸せな出産ばかりでなく、中絶や死産など産婦人科のリアルな現場を題材に取り上げ、新人女優・清原果耶演じる見習い看護師の主人公・アオイが、感性豊かな少女の目線で“命とは何か”を問い、見つめていくストーリーです」(テレビ誌記者)
瀬戸は今回の役を演じるにあたり、放送を前にして行われた試写会と取材会の席で「僕はこの作品をやると決まって、友達のお母さんに話を聞きに行った」と役作りのために下調べしていたことを語り「目を逸らしたくなる事や、そういった物の先にこそ大切な物ってあるんじゃないかなと、この由比という役、そしてこの作品をやっていく中で感じています」と、ドラマで扱うテーマの重さ、そして役を演じる責任について語った。
オタク&恋愛をテーマに繰り広げられたラブコメディ「海月姫」とはジャンルも世界観もまったく異なるドラマだが、そんな瀬戸の“白衣姿”がネットで大きな話題となっている。ツイッターにも「瀬戸くん白衣姿凛々しい」「お医者さんの姿がでてきて、思わず拍手したよね。イケメンはやばいわ、破壊力が」「瀬戸康史白衣似合うなあ」「瀬戸康史の白衣姿軽く吐血する」など、興奮気味のコメントが寄せられている。
これだけでなく、瀬戸と“白い衣装”は相性抜群のようだ。
「現在出演中の『花王 アタックNeoシリーズ』のCM〈蛍光増白剤フリーで洗おう!篇〉で、瀬戸は純白のシャツを着用。『洗浄力の白』というセリフでシャツの白さを強調しているのですが、こちらにも『本当に清潔感で、白が似合う瀬戸さん』『瀬戸康史白シャツ似合うな~』と絶賛の言葉が上がっています」(女性誌記者)
“白衣”に“白シャツ”。ファンは瀬戸に“白馬の王子様”を重ね合わせているのかもしれない。
(窪田史朗)