日曜ドラマ「この世界の片隅に」(TBS系)で、夫婦役を務める松本穂香と松坂桃李。この2人の対談を7月24日発売の「女性自身」が掲載した。
同作品は太平洋戦争のさなか、広島県呉市に嫁いだ松本演じるヒロインのすずと、松坂扮する夫役の周作がたくましく生き抜いていく姿を描くヒューマン・ドラマ。厳しい時代だが、自分の気持ちに正直でのんびりとした性格のすず、一見クールに見えるが思いやりあふれる周作に癒される。
記事では、役者としてのお互いの印象や、ドラマではどんな夫婦になっていくかなどをテーマに対談は進行。そのなかで、好きな広島弁について松本は「まったく~」「ほんともう」という意味の「よいよ」という方言を挙げたのに対し、松坂は「たちまちビール」と回答した。
「広島弁で『たちまち』は『とりあえず』という意味です。対談でも松坂は言っていましたが、『たちまちビール』というセリフはドラマに出てこない。『広島の街で聞いたりして』と松坂本人はとぼけていましたが、同ドラマは広島ロケも行われており、撮影後、松坂は居酒屋などでこの方言を聞いていたのかもしれません」(テレビ誌ライター)
実は、松坂は1人で飲むのが好きらしく、「たちまちビール」という広島弁が好きなのも納得できるという。
「昨年1月22日放送の『誰だって波瀾爆笑』(日本テレビ系)に出演した松坂は仕事帰りにコンビニで缶ビールを買って、部屋でプラモデルを作ることが至福の時間だと答えています。自宅でビールを飲みながら、好きなことをやるのが楽しみなのでしょう。また1人が好きらしく、外食では1人鍋や1人食べ放題にも行くそうです」(前出・テレビ誌ライター)
撮影後、広島の片隅で「たちまちビール」という言葉を聞きながら、1人でイッパイやっていたのかもしれない。
(石田英明)