大島優子 第2子出産後のショートヘア登場で語った「髪を切った理由」にモヤモヤ反響のワケ!
女優・大島優子(36)が16日、都内で行われた福井県ブランド米「いちほまれ」の新CM発表会に出席。今年5月に第2子を出産してから初の公の場となった。
この日、大島はすっきりとしたショートカット姿で登場。髪をバッサリ切った理由について「子どもを優先するため」「最強の時短としてショートにしました」と明かし、母としての“実用性重視”を語った。
一見、微笑ましいエピソードのように思えるが、この「育児のために髪を切る」というフレーズに、ネット上では異なる角度からの声も上がっている。いわく、「育児で時間がなくても、髪を大事にしていたら洗って乾かす時間くらい取れる」「どうして出産=長髪はダメって言われるんでしょう。特に年配の女性から言われがち」「ショートも似合ってて素敵だけど、髪型と母親の価値は関係ない」「自分が心地いい髪型でいればそれでいい」といった具合だ。
確かに“母親になったら髪を切る”という固定観念は、いまだに根強い感がある。長い髪をしていると「手入れの時間があるのか」「赤ちゃんに当たって危ない」「不潔に見える」といった視線が向けられることも少なくない。だが、今ではこうした“母親らしさ”を求める価値観は、もはや時代錯誤と感じる人も多い。
仕事と育児の両立が当たり前になった今、髪型ひとつ取っても、個人の自由を尊重する時代に変わりつつある。ショートヘアを「時短の象徴」と語った大島にとって、それは現実的な選択だったのだろう。だが同時に、彼女の言葉が浮き彫りにしたのは、日本社会にいまだ残る“母親とはこうあるべき”という空気。母親の髪型に「正解」などないはずだ。
