7月27日スタートの金曜ナイトドラマ「dele(ディーリー)」(テレビ朝日系)にW主演する山田孝之と菅田将暉。死者が残した不都合な“デジタル遺品”を秘密裏に抹消する仕事を請け負うプログラマー・坂上圭司を山田、フリーランスのなんでも屋・真柴祐太郎を菅田が演じる。坂上は原因不明の難病により下半身の麻痺が進行し、車いす生活を送っているため、真柴が依頼人の死亡確認や、依頼人のパソコン、スマホなどのありかを探す業務を担当する。人気の推理小説家・本多孝好氏が原案とパイロット版脚本を担当。すでに同名のミステリー連作小説として2冊刊行されている。
1話完結のこのドラマ。各話ごとに脚本家が違い、V6岡田准一主演でシリーズ化された「SP警視庁警備部警護課第四係」(フジテレビ系)や昨年10月期に放送された綾瀬はるか主演のドラマ「奥様は、取り扱い注意」(日本テレビ系)の脚本で知られる金城一紀氏、「相棒」(テレビ朝日系)の脚本で知られる徳永富彦氏など、錚々たるメンツが名を連ねている。
「テレビ朝日は前クール放送のドラマ『おっさんずラブ』で予想以上の反響を得て、放送終了後もドラマの登場人物によるLINEスタンプや主演していた田中圭の日めくりカレンダーなどを販売し、好業績を上げているのだとか。そんな『おっさんずラブ』超えを見込んで制作されたのが今回の『dele』なんです」(広告代理店社員)
今年4月から、ツイッターでは「菅田山田」、インスタグラムでは「山田菅田」のアカウントが開設されていたため、2人がW主演するドラマがスタートするとわかったとたん、ネット上では早くも「期待できるドラマ」との呼び声が高いようだ。その期待に応えられるのか、まずは第1話に注目したい。