ダイエットを始めて順調に体重が減り始めたものの、ある体重になったらその後がなかなか減らないというのは「停滞期」でよくあることです。この停滞期に、いつもダイエットを諦めてしまうということはありませんか? 実は、停滞期が来ないようにする方法があるようなんです。
管理栄養士である安中千絵さんの著書「やせたい人は、今夜もビールを飲みなさい」(PHP研究所刊)によると、停滞期は、危機を感じた身体が省エネモードになるから起きるのだとか。つまり、生命が脅かされるのではないかと感じた身体の反応が停滞期で、痩せた状態に慣れるための馴らし期間といえますね。
このことから、停滞期を防ぐには「体重を急激に減らし過ぎないこと」がポイントになるようです。1ヶ月に減らす目安を体重の3%以内にすると、身体に負担をかけないそうですよ。
また、女性はこれに加えて、生理前も痩せにくくなるそうです。肥満予防健康管理士の菅野観愛さんの著書「みるみる痩せる『ダイエット脳』の作り方」(インプレス刊)によると、生理前の身体は水分を溜め込むため、体重が1~2kg、体脂肪も2~3%ほど増えるからだそう。ダイエットをするときには、このことも頭に入れておきたいですね。