1月7日に「TOKYO DOME CITY HALL」にて映画「信長協奏曲」の完成披露試写会が開催された。会場には東京ガールズコレクションさながらのランウェイが用意され、キャスト陣が趣向を凝らしたウォーキングで登場。中でも目を惹いたのは、作品中で「猿君」と呼ばれる豊臣秀吉役の山田孝之だ。
山田は今年が申年でもあることから、4組の猿まわしと一緒に登場し、ランウェイを練り歩いた。ところがその後、この猿たちがちょっとした事件を起こした。
キャストが舞台上に勢ぞろいしてコメントしていると、2匹の猿がトコトコと山田の足元でじゃれるように遊び始め、別の1匹は向井理の左足にちょこんと腰かけてきたのだ。
「きっと山田さんと向井さんは裏表のない人なんでしょう」
と言うのは、愛知県にある日本モンキーセンター職員だった経験のある女性。
「猿は人間の本質を見抜く目を持っています。豹変する可能性が高い人や裏表の激しい人には近づきません」
舞台上には主演の小栗旬をはじめ、柴咲コウ、Kis‐My‐Ft2の藤ヶ谷太輔、濱田岳、高嶋政宏、水原希子、監督の松山博昭もいたのだが、本質を見抜く猿が認めたのはこの2人だけだったようだ。