元TOKIO・山口達也の契約解除や、NEWSメンバーが未成年者と酒席を共にするなど、なにかとスキャンダルまみれのジャニーズ事務所。その一方で8月30日発売の「週刊文春」では、ジャニー喜多川社長が滝沢秀明を後継者に指名したと報じられるなど、時代の分岐点を迎えつつあるようだ。そのなかで、ある人気タレントの事務所内人気が急落しているという。
「数多くのレギュラー番組を持つ中居正広です。2016年末にSMAPが解散した時、中居は稲垣吾郎らの退所メンバーと共に事務所を去ると思われていました。それが一転して事務所に残ることになり、昨年には契約も更新。自身のレギュラー番組はSMAP解散前と変わらずに続けており、中には『本当の裏切り者は木村拓哉クンではなく中居クンのほうじゃないか』と陰口まで叩かれている始末です」(ジャニーズウォッチャーの芸能ライター)
そんな不満ももっともに思えるが、中居一人の力でSMAP解散を阻止できたはずもなく、タレントの処世術として現状維持は当然ではないだろうか。そんな見方に対して前出の芸能ライターが異論を示す。
「ジャニーズタレントの間では、なかなか結婚できないことも含めて様々な理由で事務所への不満がくすぶっており、『中居クンが動けば事務所の体質も変わるのでは』という期待の声もありました。しかし中居は一切行動を起こそうとせず、最近の動きと言えば後輩の『舞祭組』(Kis-My-Ft2のグループ内ユニット)をやたらと可愛がっている程度。もともとは派閥を超えて人望を集めていた中居ですが、『結局は自分の身内が可愛いだけ』と後輩たちの心も離れているようです」
どうやらSMAPの解散騒動の影響は今でも続いているようだ。
(浦山信一)