8月28日放送の「火曜サプライズ」(日本テレビ系)に続き、翌29日放送「スッキリ」(日本テレビ系)でも9月末で芸能活動を休止し、1年半のイギリス留学を表明したウエンツ瑛士。番組冒頭に中継で出演したウエンツは、14年7月に日生劇場で公演したミュージカル「天才執事ジーヴス」に出演したことが今回の留学に大きく影響したと説明。ミュージカルを演じる素晴らしさに「どっぷりハマり」「追求していきたいという気持ちになった」と明かした。留学先をブロードウェイのあるアメリカに選ばなかったのは「イギリスの演劇作品が大好きでイギリスの音楽が好きで、好きな演出家の方、皆イギリス人。自然と」とコメントした。
「ウエンツが留学する本当の理由は“舞台俳優として他者を納得させることができる圧倒的スキルを身につけるため”と舞台関係者から聞いています。ウエンツは芝居も歌も踊りもできるだけでなく、大人が観て楽しめる重厚な芝居ができる俳優なのに、日本での評価は低いどころか、肩書きはいつまでたっても“タレント”。ウエンツは9歳の時に劇団四季のミュージカル『美女と野獣』で俳優デビューし、その後も劇団四季の舞台は時間が許す限り観ているほどの“舞台好き”。例えば吉田鋼太郎のように、舞台を主戦場にしていた俳優がテレビドラマに出演するようになると『さすが舞台で鍛えられてきた俳優』と演技力を称賛されますが、逆の場合で称賛されることはまずありません。顔がきれいで頭の回転が速いウエンツはタレントに向いていますが、やはり本格的に舞台俳優として腕を磨きたいのでしょう」(演劇誌ライター)
留学後のウエンツが、タレントでなく俳優として仕事ができることを祈りたい。