昨年の小林麻央さん、最近では、さくらももこさんや女子プロレスラーの亜利弥さんが「乳がん」で亡くなられています。また、25歳の元SKE48の矢方美紀さんのように、若くして罹患するケースも目立っています。実際、乳がんになる人も増えていて、11人に1人は乳がんに疾患するというデータもあります。
「がん」と聞くと「死」が頭をよぎりますが、乳がんの場合は早期発見・早期治療ができれば、治癒率は90%以上あるそうです。そして、乳がんは自分で気が付くことのできる、数少ないがんでもあります。ですから、医療機関で定期的に乳がん検診をしている人も、月1回のセルフチェックは欠かさず行いたいものです。
女性は生理周期で胸が張るので、生理が終わって1週間後ぐらいにチェックするのがよいでしょう。ポイントは、まず鏡の前に立ち、左右の大きさの違いや形のゆがみなど、バストの状態を見ます。次に両手を上げ、ひきつれたり、へこんだりしているところがないかを確認します。そして、仰向けになってバストを外側から内側に触り、しこりがないかチェックしたら、最後に乳首を軽くしぼり、血液などの混ざった分泌物が出なければOKです。
「自分は大丈夫」と過信せず、セルフチェックを行い、異変を感じたらすぐに医療機関に行くようにしましょう!