早くもタトゥー騒動が黒歴史になりつつある?
タレントのりゅうちぇるが9月9日、兵庫県にて開催された「ビアコレ@阪神競馬場」のイベントに出席するも、世間を騒がせた“タトゥー騒動”については緘口令が敷かれたようだ。
りゅうちぇるは先日、自身のインスタグラム上で両肩に妻子の名前をデザインしたタトゥーを刻んだことを報告した際、一部ファンから猛批判を浴びる事態に発展すると、タトゥーへの偏見が蔓延する社会に立腹し、そんな世間の風潮を「変えていきたい」と宣言するに至っていた。
これには芸能界の多くのご意見番からも苦言を呈されており、“そもそもSNSで公開するならば反対意見も受け入れるべき”との指摘が相次いでいたが、この日のイベントでは関係者から記者へ向けて「質問はイベントに関連したもので。タトゥーの件は、ナシでお願いします」とのお達しがあったとされている。
「りゅうちぇるは妻と子供の名前をタトゥーとして刻むことは“かなり前から覚悟を決めていた”と力説し、その存在を“隠すつもりもありません”と断言しましたが、今回の取材規制を受け、ネット上では『騒ぎが大きくなって黙っちゃうの、一番だめなパターンな気がする。信念があるならちゃんと貫いて主張した方がいいと思う』『だったら最初から言わなきゃいいじゃん。自分から言っておいて聞くのはダメ?なんじゃそりゃ』『社会を変えたいとかコメントした以上、どこに行っても、タトゥーを見せるとか、タトゥーを肯定するコメントを出して欲しい』との指摘が寄せられています。今回の対応には、タトゥー肯定派の人にもガッカリした人がいたようですね」(テレビ誌ライター)
もちろん同イベントの主催側からすれば、この場でりゅうちぇるにタトゥーの啓蒙をされても迷惑な話だろうが、質問が“一切NG”となったことで、マスコミにはりゅうちぇるが騒動の沈静化を図っているような印象も残った。
いつの日か、テレビなどでりゅうちぇるの口からタトゥー騒動に関する本音の意見が聞ける日は来るだろうか? 今後の展開に注視したい。
(木村慎吾)