10月8日スタートの月9ドラマ「SUITS/スーツ」(フジテレビ系)で24年ぶりに共演することが話題になっている織田裕二と鈴木保奈美。「月曜の夜は繁華街が閑散となった」「月9という呼び名はこのドラマから始まった」と言われるほど一大ブームを起こした1991年1月期放送の「東京ラブストーリー」(フジテレビ系)で、優柔不断なカンチと天真爛漫なリカを演じた2人の久しぶりの共演ということから、9月14日より同ドラマの14年ぶり7回目となる再放送が始まった(関東ローカル)。
「織田が演じた永尾完治役は、緒方直人がオファーを断ったことで織田に回ってきたことは有名な話です。しかもこの役は、鈴木演じる赤名リカから好意を寄せられ交際を開始するも、有森也実演じる高校時代から好きだった関口さとみのことを忘れられずにグズグズしてばかりの女々しいキャラクターだったため、織田は最後まで“感情移入できないキャラ”だったのだとか。そのため、ドラマは平均視聴率22.9%、最終回は32.3%という高視聴率を叩き出し、織田を人気俳優の1人に押し上げたにもかかわらず、本人にとっては“触れてほしくない過去”だったようです。業界には、1997年1月期放送の『踊る大捜査線』(フジテレビ系)で演じた青島俊作役が当たり役となるまで、『東京ラブストーリー』の話を織田に振ることはNGだったとの噂もあったほど」(芸能記者)
今回の再放送は、織田と鈴木が27年ぶりに共演するとあって、注目度も高そうだが…。
「ところがネット上では、〈『東京ラブストーリー』を再放送するより、タッキー主演の『アンティーク』を再放送して〉〈鈴木保奈美がタッキーの義母を演じた『ニュースの女』が見たい〉など、滝沢秀明が年内で芸能活動を引退するとの発表があったため『東京ラブストーリー』よりも滝沢出演作品の再放送を熱望する声が続出していますから、織田にしてみれば踏んだり蹴ったりと言えるのでは」(女性誌記者)
今後、2001年10月期放送の「アンティーク~西洋骨董洋菓子店~」や1998年1月期放送の「ニュースの女」が再放送される日は来るだろうか。