歌手でタレントの和田アキ子が9月17日放送の「しゃべくり007」(日本テレビ系)にゲスト出演し、「デビューしてからずっと今まで給料制」であると告白している。
1968年のデビューから実に50年が経過した今もなお芸能界のドンとして君臨する和田は、ギャラに関する話題へと及ぶと、自身が所属するホリプロからは給料として毎月のお金が振り込まれていると明かし、「『笑って許して』(1970年発売)がヒットして、デビューして2年ちょっとして80万円くらい」と具体的な金額も告白。
また、当時と比べ収入が急増した最近では、もはや給料の額を気にするのをやめ、お金の管理等は「弟と旦那に任せてます」とし、固定の給料制ではあるものの、CM出演時などには「(オファー額の)何割かは頂けるようになった」とも説明している。
「長年にわたり芸能界のトップに立ち、ご意見番としても活躍する和田の知られざるギャラ事情が明かされるも、ネット上ではそもそも歌手としての大ヒット作にあまり恵まれなかった和田がなぜ“業界のボス”として持て囃されるのかが解せないという旨の反応が並び、『芸能人がこぞってこの人に気をつかうのが違和感…歌手として、昭和以来ヒット曲も無く、売れてもないのに。。』『この人はそもそも何で食べていけてるの?何十年もヒット曲は無い』『和田アキ子、大御所、姉御のキャラが独り歩き』という書き込みが多く見受けられました。また、『アッコにおまかせ!』(TBS系)での偏見や気分屋な意見に不快感を示す声も寄せられています」(テレビ誌ライター)
番組内ではギャラ事情の他にも、ニッポン放送の女子トイレをスッピンにジーンズ、キャップを被った姿で使用していたところ、不審者と間違えられ、以降は女子トイレに「和田アキ子さんもご使用になります」と記された注意書きが貼られることになったというエピソードなどが紹介され、業界で囁かれる“アッコ伝説”が次々に検証されていった。
やはり、他の芸能人とは完全に一線を画す突き抜けた存在感を放っているが故のエピソードなのかもしれない。
(木村慎吾)