タレントでスピリチュアル・アーティストの江原啓之氏が9月19日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)に出演し、月の周回旅行プロジェクトに参加するスタートトゥデイの前澤友作社長について言及している。
前澤社長はアメリカの宇宙開発事業を手がけるベンチャー企業「スペースX」社のイーロン・マスク氏と共同で会見に出席し、2023年に月への周回旅行を契約した初の民間人となったことを報告。これについて江原氏は「これは要するに企業の宣伝でしょ? 本当に宇宙旅行がどうとかじゃなくて、そういう所に行きますっていう一つの話題性で、宣伝で、宣伝費として行くわけでしょ? っていうことだとすれば結構な事だと思うし、別にご勝手にどうぞっていう、ご自由にって感じで」と述べ、今回のプロジェクトが間接的なスタートトゥデイ社や同社の運営するファッション通販サイト「ZOZOTOWN」の宣伝に繋がるだろうとの見解を示した。
「前澤社長は今回の月の周回旅行をスタートトゥデイやZOZOTOWNとは関係が無く、あくまで個人としての活動であることを強調し、スタートトゥデイ側も今回の計画参加を『代表前澤氏の個人的なもの』であると表明しています。しかし、世界中から集まった記者陣を前に流暢な英語で会見を行った前澤社長は、『まず自分の自己紹介からさせて下さい』と切り出し、途中には『ZOZO.comで検索してみて下さい』と世界のメディアに向けてワールドワイドな告知をしていました。これを見て、誰も前澤氏の個人の活動だとは思わないでしょう。江原氏の指摘する通り、やはり壮大な会社の宣伝も兼ねているといえるかもしれませんね」(テレビ誌ライター)
ネット上でも江原氏の意見については、「前澤社長はこうして騒がれることを計算してる。そして騒がれることが企業の宣伝に繋がる」「誰しもそう思いますよねぇ」「結局こーやって話題に取り上げれば取り上げるほど企業の宣伝になってるやん」という反応が並び、話題を巧みに振りまく前澤社長の戦略を勘ぐっている。
ここまで突き抜けるならば、いっそのこと前澤社長はイーロン・マスク氏との共同会見にもZOZOスーツ着用で参戦するべきだったかもしれない?
(木村慎吾)