10月8日、タレントのベッキーが、2016年元日以来、およそ2年10カ月ぶりにツイッターを再開。これまでの投稿をすべて削除した上で、〈さてと。またはじめてみようかな。おひさしぶりです〉と呟き、話題を呼んでいる。
「再開したのは、8日に放送された自身がMCを務める生番組『全人類がリサーチャー!特定せよ!』(フジテレビ系)がきっかけ。この番組は視聴者がインターネットを駆使する視聴者参加型番組。視聴者にネットやSNSを使って参加して欲しいと呼びかけておきながら、ベッキー自身がツイッターを休止したままでは番組MCとして顔が立たないという思いからツイッターを復活させたようです」(芸能記者)
この番組は関西ローカルで2度放送され、今回、初めて全国ネットに進出。ベッキー自身も「今風にいうと、関西で“バズった”特番が、いよいよ全国ネットで放送されます!面白いです!本当に面白いです!(後略)」と番組を猛烈アピール。
「放送翌日のツイッターでは、ベッキー自身が『トレンド日本の全地域で1位。全世界でも21位に入った』ことを呟いています。勘違いするなという声が寄せられる反面、今年1月に行われた『小室哲哉引退会見』以降、世間の“不貞行為”を見る目も変わりつつあり、以前ほど逆風も強くなくなっているのでは。また10日には、恋愛観察バラエティ『あいのり』(フジテレビ系)の新シリーズ『あいのり Asian Journey』のシーズン2が、11月1日からNetflixで独占先行配信されることが明らかになり、そのMCを引き続きベッキーが務めることも決まりました。地上波全国放送への出演は、テレビ本格復帰へ向けて、大きな一歩ではないでしょうか」(女性誌デスク)
しかし、そう上手くはいかないとみる声もある。
「小室哲哉の例では、さすがにメディアが不貞一色になっていたことに対する辟易とした機運が高まりましたが、ベッキーはそれこそ不貞ブームの“火付け役”ですし、あのような叩かれ方をしたのも、不貞問題以前のベッキーの“優等生ぶりが鼻につく”と、すでに女性を中心とした視聴者からの好感度が低くなってきていたからこそ。いままた、同じように“頑張り屋さん”のキャラクターを出されても、そう簡単にマイナスイメージは払拭されないのでは?」(スポーツ紙記者)
果たして、ベッキーのテレビ本格復帰はなるのか。その前に“ツイッターの炎上”には、くれぐれも気をつけて欲しいものだ。
(窪田史朗)