11月1日、プロ野球・日本シリーズの第5戦の生中継が延長され、女優・米倉涼子主演の人気ドラマ「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」(テレビ朝日系)の第4話の放送が中止となり多くのファンをガッカリさせた。
「放送中止のテロップが出たのが、午後9時45分とギリギリだったこともあり、この日の放送を楽しみにしていた視聴者からクレームが寄せられました。しかし、このドラマはテレビ朝日を代表する高視聴率番組。放送が深夜にずれ込み、視聴率が獲れなかったら各方面に顔向けができなくなるだけに、テレ朝としては賢明な判断だったと思います」(テレビ誌記者)
そんな中、SNSを中心に最も叫ばれたのが“ポチロス”。ポチとは、米倉演じる小鳥遊にこき使われる“打たれ弱い若手弁護士”青島圭太のこと。ツイッターでは「ポチに会えずにがっかりした」「ポチ不足ポチ不足ポチ不足…会いたいよ(泣き)」といったコメントが躍った。
「米倉に“ポチ”呼ばわりされているのが、今人気沸騰中の若手俳優・林遣都。実は11月1日は、大ヒットドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)で林が演じた牧凌太の誕生日だったことから『牧くんのお誕生日にポチが観たかった…』という声が殺到。牧の誕生日を記念して“牧の名場面スライドショー”をアップするファンまで登場しています」(女性誌記者)
そんな“ポチロス”の間で話題になっているのが、10月30日に更新されたドラマの公式インスタグラム。「ハッピーハロウィン 美術チームによる力作!」のコメントと共にアップされた写真の1枚は、ハロウィンに合わせて番組の出演者がAKB48の仮装。「六本木LV48」と題されたその写真の中で、美術さんが描いたスカート姿の絵に“ポチ”こと林のウインクする顔写真が登場する。この写真にも「可愛すぎる」といった声が寄せられている。
「2007年に3000人もの中からオーディションで映画『バッテリー』の主役の座を射止めた林は、その作品で日本アカデミー賞・新人俳優賞を受賞。その後、青春スポーツもので活躍してきましたが、2010年行定勲監督の話題作『パレード』では一転、金髪の男娼役を熱演、ひと皮むけ演技派と呼ばれるようになりました。10月30日に発売された『週刊朝日』では表紙を飾ると共にグラビア、インタビューも掲載されました。この勢いは当分止まりそうもありませんね」(前出・女性誌記者)
もし「リーガルV」の続編があるとしたら、もう誰にも“ポチ”とは呼ばせない!?
(窪田史朗)