手足の乾燥や冷えが気になる季節が近づいて来ましたね。乾燥による肌荒れや冷えによる代謝の低下・むくみを予防・改善するには、潤いを保つケアも、血行を促進するマッサージも両方行いたいもの。とはいえ、マッサージではマッサージオイルを、保湿ケアにはボディクリームを、と使い分けるのも面倒ですよね。そんなときは、ボディクリームをマッサージオイル代わりにするのがオススメです!
しっとりした保湿タイプのボディクリームを肌に乗せれば、滑りがよくなってマッサージしやすい状態になります。クリームを塗った肌を触ってみて、滑らかであればOK。香り付きなど、お気に入りのボディクリームを使用すると、リラックス効果が高まってより血行を促進しやすくなりますよ。
保湿ケアとマッサージを同時に行うことで、肌を温めながら体液循環を整えることができ、冷えや肌トラブルの予防・改善効果も高まります。ここでは、2つのマッサージ法をご紹介しましょう。
■足先の冷えを改善する保湿マッサージ
1.たっぷりボディクリームを手に取って手に馴染ませる(足にもつくよう、手の分よりも多めにとります)
2.両手で足の甲全体をさすりながらクリームを塗る
※くるぶしから指先に向かってさすります
3.足の指の付け根から指先に向かって、クリームを塗りながら指圧する
※全ての指をマッサージしましょう
4.足の指と指の間を開き、間を指圧する
5.またボディクリームをたっぷり手に馴染ませ、両手でくるぶしを包むように持ち、膝に向かって指圧しながら動かす
6.膝にもしっかりクリームを塗りこむ
7.くるぶしから膝と同様に、太ももを指圧しながらクリームを塗りこむ
■残ったクリームで腕&手先の保湿マッサージ
1.ハンドクリームが残った手で(残っていない場合はさらにクリームを乗せて)両手の指を組んで揉み込む
2.手の甲をさするようにクリームを伸ばす
3.手指の付け根から指先に向かって引っ張りながら指圧する
4.手の甲にあるクリームを伸ばすように、手の甲から肩に向かってさすりあげる
5.手のひらにあるクリームを伸ばすように、手首から脇に向かってさすりあげる
※クリームが足りない場合は途中で継ぎ足しましょう
手にクリームをつけるとベタベタした感じがしてしまう場合でも、マッサージをしながら肌全体に伸ばしていくことで、つき過ぎを調節することが可能。日々の潤い補充に、ぜひマッサージ効果もプラスしてくださいね。
(美容・健康ライター Nao Kiyota)