きちんと食べているのに、なんだか疲れる──そんな人は、食事の内容やタイミングにもっと気を使ってみてもいいかもしれません。
管理栄養士の柴崎真木さんの著書「疲れやすい人の食事 いつも元気な人の食事」(クロスメディア・パブリッシング刊)によると、食事は内容にこだわりがちですが、実は食べる「タイミング」も重要なんだとか。なんでも、疲れやすい人は朝食を抜き、いつも元気な人は朝食を食べているということがあるようです。
これは、朝の光を浴びて朝食を取ると体内時計のスイッチが切り替わり、夜もスムーズに眠ることができるからとか。ちなみに、朝食では、卵や納豆、乳製品などでタンパク質を摂ると体内時計のズレをリセットする効果も高く、消化のことを考えると卵は半熟がオススメだそうですよ。
また、ライフ・エキスパートによる「疲れ知らずの簡単な方法 たとえば、化粧をしない女性が疲れやすいのは、なぜ?」(河出書房新社刊)にも、朝食はよく噛むことで脳を刺激するため、体を目覚めさせる効果があると書かれていました。
いつも疲れている……という人は、一度、自分の朝食を見直してみるといいかもしれませんね。