「イッテQ」が“やらせ報道”直後に視聴率16.6%獲得の裏事情

 やらせ疑惑の渦中にあるバラエティ番組「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)が11月11日に放送され、その平均視聴率は16.6%だったことが分かった。

 今年5月に番組内でラオスの“橋祭り”を紹介した際、一部に事実とは異なるような誤解を招く表現があったとして、“やらせ”や“でっちあげ”との糾弾を浴びている「イッテQ」だが、週刊文春によるスクープが報じられて以降初のオンエアとなった11日の放送回では、今回の疑惑報道については一切言及せず、通常通りの放送に終始した。

 今回のやらせ疑惑は、“タレントが本気で取り組む姿勢”を大きな売りとしていた同番組そのものの醍醐味を失いかねないものではあるが、16.6%という相変わらずの高視聴率を記録していたことで、ネット上では「視聴率も高くて安定してるからこそ標的になった」「今までの視聴者は今後も変わらずに応援していく人が多いと思います」などの擁護の声も上がっている。

「あまりおおごとにしたくない日本テレビと、40分以上にも及ぶ“やらせ疑惑”の特集を組んだフジテレビの『グッディ』を筆頭に、視聴率で他を圧倒する日テレの牙城をなんとか切り崩したい他局のせめぎ合いといった様相を呈していますが、今回の16.6%という数字の中には多くのアンチも含まれているのかもしれません。不祥事や騒動となった直後の放送回で番組の視聴率が一時的に上がる事は珍しくなく、謝罪や説明を見たいがためにチャンネルを合わせる人も一定数存在する。16.6%という視聴率のみで“相変わらずの人気ぶり”と表現するのは早計でしょう。ネット上にも『何か説明があるかと思って視聴したが何も語られなかったので今後は見ない』『疑惑が出た後の1回目の放送だから視聴率も上がるわな』との書き込みが目立ち、釈明を期待する視聴者が含まれていたことを感じさせます」(テレビ誌ライター)

 中には、お笑いタレントで今回の騒動となった“橋祭り”コーナーに出演していた宮川大輔をラオス政府に派遣し、謝罪させる企画の実現を求めるファンの声もあるが、いずれにしても、擁護派にせよアンチにせよ、番組側に何らかの対応を望んでいる声が多いのは確かだ。

 このまま“スルー”を続けるのか、それとも騒動そのものを企画化することで説明責任を果たすのか。今、16.6%の日本国民が彼らの一挙手一投足に注目している。

(木村慎吾)

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