「子どもが野菜を食べなくて困っている…」というのはよく聞く話です。親としては、無理にでも食べさせたいというのが本音だと思います。それは子どもの健康と成長のため。ではどうすれば、子どもは率先して野菜を食べてくれるのでしょうか。
トレンド総研が実施した小学校入学前(3~5歳)の子どもがいる母親300名への調査によると、「子どもの野菜嫌い克服のために、何をすればよいかわからない」というママが83%もいたそうです。この結果に対してコメントしていた栄養士・料理研究家・食コンサルタントの浜田陽子さんによれば、子どもが食べないのは「気分」だったりするのだとか。
逆にいえば、「見た目が美味しそうであれば食べたいと思う」なんてことも。例えば、きゅうり1本まるまるだと食べるが、輪切りにすると食べたくなくなるといった現象が本当に起きるのだそうです。これには驚きですよね。なのでママとしては、「食べなさい!」と叱る前に、見た目や味を変化させてうまく食べさせる工夫が必要かもしれませんね。
カゴメの公式サイトによると、「強い色が嫌い」という理由で、野菜を食べられない子どももいるんだそうです。そのため、対策として細かく切る、小物使いで可愛く見せるなどの方法が紹介されていました。こうしたちょっとした工夫が、子どもの野菜嫌いを克服するポイントなんですね。そうであれば、あまり深く考えずに“楽しい食事”を心がければ、自然と野菜も食べるようになるのかもしれませんね。