男子プロテニス最終戦の「ATPファイナルズ」にて決勝進出を逃すも、最終的に世界ランキング9位まで復活を果たした錦織圭。右手首のケガで一時は39位まで順位を落とすも、自ら「ここまで来られたことは奇跡的。我ながら評価している」という一年となった。
来期は大晦日に開幕する「ブリスベン国際男子」でスタートする予定。一昨年に準優勝した相性のいい大会でさらなる高みを目指す構えだが、2019年の錦織を巡ってある不安がささやかれているという。スポーツライターが語る。
「かねてから交際を噂されている観月あこです。錦織の試合ではここ最近、コートサイドで観戦する観月の姿が目立っています。現地からの映像では観客席をアップで映すことが多く、対戦相手の恋人や妻とともに観月が大映しになることも少なくありません。そのたびにテニスファンからは、『まだ付き合っているのか…』とのため息が漏れているのです」
その観月といえば、過去に強面メンバーとの飲み会写真がネットに漏洩するなど錦織のような日本を代表するスポーツ選手の恋人にはふさわしくないとの批判は根強い。また他国の大物選手が才色兼備の恋人や妻を帯同しているのに対し、観月は美貌以外にはこれといった特技もなく、むしろ錦織の足を引っ張っているだけとの声も大きい。ただ最近、その観月に対する評価にわずかばかりの変化が出てきたというのだ。スポーツライターが続ける。
「以前はコートサイドでスマホをいじるなど、テニスにさほどの興味がなさそうな様子が批判されていました。それが今季はどの試合でも熱心にコートを見つめ、険しい表情で観戦しているのです。今でも錦織のコーチングスタッフには疎まれているのか常に一人で座っていますが、試合後にはコーチを務めるマイケル・チャンの娘と談笑する場面も目撃されています。チャンの娘は父親と一緒に錦織のツアーに帯同しており“チーム錦織”の一員ですから、観月が完全に排除されているわけでもなさそうです」
そして何より、錦織自身がケガから復活したという事実が、観月にとっては追い風だというのだ。
「これまでは不調に陥るたびに『女にうつつを抜かしている』と疫病神扱いされていた観月ですが、今季に関してはケガに苦しむ錦織を精神的にサポートしたと評することもできます。これで来期、全豪や全米といったグランドスラム大会で優勝することができれば、もはや錦織から観月を引きはがす理由もなくなりそうです」(前出・スポーツライター)
男女の仲は当人同士以外にはうかがい知れないものだが、錦織が快進撃を続ける限り、観月への批判は鳴りをひそめるのかもしれない。
(金田麻有)